内容説明
近代戦には不可欠な補給戦というものにまるで理解がなかった日本軍の下、危険な海へと身を挺した日本の船員たち―輸送という枢要任務を担いながら、その立場をかえりみられることなく、空しく海に沈んでいった多くの乗組員たちの叫びを伝える。海とそこに携わった人々に焦点をあて、証言で綴る感動の海戦記。
目次
第1章 暗雲
第2章 開戦
第3章 敢闘
第4章 苦闘
第5章 全滅
第6章 落日
著者等紹介
土井全二郎[ドイゼンジロウ]
1935年生まれ。佐賀県出身。京都大学経済学部卒業。日本海洋調査会代表。元朝日新聞編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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