内容説明
『ノモンハンの夏』の半藤一利氏が推薦する話題作。いま日本人はノモンハンから何を学ぶべきなのか―現在も草原で暮らすモンゴル人や中国人の生活や文化を、深い洞察力と鋭い観察眼で描き、草原で惹起した幾多の戦いを証言と現地の写真、収集した当時の地図で再現、一〇年間にわたる現地調査にもとづいて検証する。
目次
第1部 ホロンバイル草原紀行(草原の生活;ホロンバイルの大草原 ほか)
第2部 ハイラル地下要塞の防衛戦(中国人の嘘;間違っている日本の中国報道 ほか)
第3部 ノモンハン戦争から何を学ぶべきか(戦争は外交の一手段;歴史を見る冷静さ ほか)
第4部 砂に埋もれた忠霊碑(旅のアンテナ;ノモンハンの忠霊塔 ほか)
著者等紹介
細川呉港[ホソカワゴコウ]
1944年、広島県呉市生まれ。早稲田大学卒。1965年、移民船でキューバに赴く。その後、集英社に入社し雑誌及び書籍の編集に携わる。1976年より中国取材に訪れる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 戦後教育の反省とその再生