光人社NF文庫
ラバウル戦犯弁護人―報復裁判に立ち向かった日本人

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  • サイズ 文庫判/ページ数 445p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769825081
  • NDC分類 329.67
  • Cコード C0195

目次

戦犯裁判の始まる前夜
戦犯裁判の苛烈さに直面する
戦犯法廷内外の種々相
続けざまの死刑執行―人々はいかに死んでいったか
戦犯の坩堝の中で
今村将軍の苦衷とさむらいたちの願い
ラバウルの自然と豪軍将校との交流
逝くもの還るもの
ラバウル戦犯裁判情勢転換の兆し
戦犯裁判初期の酷烈さ
帰国の決意と最後の責務
筑紫丸入港す・復員航路
その後の戦犯事情

著者等紹介

松浦義教[マツウラヨシノリ]
明治41年4月、山口県萩市に生まれる。大正11年4月、熊本陸軍幼年学校入校。昭和4年10月、陸軍士官学校卒業。少尉任官。在学中、東京大学でインド哲学を学ぶ。参謀本部第5課勤務を経て10年、仙台陸軍教導学校勤務。11年、二・二六事件に連座した疑いで東京陸軍刑務所に収監。5ヵ月後に釈放される。12年8月、満州・東寧、ソ満偵察班長に任命。13年、国境守備隊中隊長を経て14年、第3軍参謀部(牡丹江)勤務。16年、陸軍大学専科入学。18年、38師団参謀としてラバウルに派遣される。21年、連合軍指令により現地で戦犯弁護人を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のらねこ

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著者は第38師団に所属する士官。戦後、連合軍からの命令で日本人戦犯の弁護人として奮闘。BC級戦犯でどんな罪状で裁かれたかを知るのに最適。また、オーストラリア軍の士官やラバウル現地人との交流についても記載。おすすめです。同じ欄で紹介している西村中将の裁判に関しても触れられています。 2007/03/08

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