内容説明
第二次大戦中に世界の列強で生産された四〇〇種を越える数多くの軍用機の中で『傑作機』としての評価をあたえられた機体は一〇パーセントにも満たない―開発用途に従って任務を忠実に果たし、有名機に劣らぬ驚くような働きを示した四二機の忘れ去られてしまった軍用機を詳解する技術戦史。写真・三面図収載。
目次
コンヴェアB32ドミネーター
中島飛行機「呑龍」
ウエストランド・ホワールウインド
ハインケルHe115
フィアットG50フレッチア
コモンウエルズCA12~19ブーメラン
空技廠九九式中型飛行艇
ベルP63キングコブラ
フェアリー・フルマー
メッサーシュミットMe410ヘルニッセ〔ほか〕
著者等紹介
大内建二[オオウチケンジ]
昭和14年、東京に生まれる。37年、立教大学理学部卒業後、小野田セメント株式会社(後の太平洋セメント株式会社)入社。中央研究所、開発部、札幌支店長、建材事業部長を歴任。平成11年、定年退職。現在、船舶・航空専門誌などで執筆。「もう一つのタイタニック」で第4回海洋文学大賞入賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。