光人社NF文庫
F‐86セイバー空戦記―朝鮮上空の死闘

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784769823827
  • NDC分類 398.3
  • Cコード C0195

内容説明

史上初めてジェット機同士の空中戦が行なわれた朝鮮戦争で、ミグ戦闘機撃墜数トップを誇る栄光の第4戦闘航空群―その一員としてミグ・キラーとなり、敵地出撃一〇〇回を達成した米戦闘機パイロットが克明に綴る戦いの日々。空対空ミサイル出現前のF‐86対MiG‐15の熾烈な空中戦を迫力の筆致で再現する。

目次

極東へ
戦闘訓練
前線出動
ジョンソン基地での幕間
“不寝番のチャーリー”
初戦果―秋の激戦その1
危機の連続―秋の激戦その2
凄腕のMiGパイロット―秋の激戦その3
飛行隊編隊指揮―秋の激戦その4
大和島沖の大ハンティング―熱くて寒い冬その1
MiG機関砲弾の恐怖―熱くて寒い冬その2
デイヴィス少佐戦死―熱くて寒い冬その3
最後の二ヵ月

著者等紹介

エヴァンズ,ダグラス・K.[エヴァンズ,ダグラスK.][Evans,Douglas K.]
第二次世界大戦末期、米陸軍で戦闘機操縦の訓練を受け、補充要員として待機中に終戦を迎える。戦後、州兵空軍に移籍(ワシントンDC)、朝鮮戦争の際、現役復帰召集を受けて1951年5月より極東に派遣、当時唯一のF‐86装備部隊だった第4迎撃戦闘航空群に所属して7月から翌年3月まで韓国の前線基地で戦闘任務につく。帰国後、現役の空軍将校に転じ、1960年代末に少佐で退役。その後、民間航空会社でパイロットを務めた。なお、父は米海兵隊最初のパイロットのひとり(のち海軍に移籍)、兄も第二次大戦中からの戦闘機パイロットである

手島尚[テシマタカシ]
1957年、慶応大学経済学部を卒業し、日本航空に入社、1994年に定年退職。1960年代半ばから航空雑誌の記事を執筆し、その後に翻訳業も始める
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カール

1
この本は朝鮮戦争時にF-86戦闘機のパイロットとしてMiG-15と戦ったアメリカ州軍のパイロットの回想録。まず最初に思ったのは、旧日本軍とは比べられないほど士気が高い事。日本軍の戦記を読むと時代が下るにつれて士気も低下していくのが文字からも伝わってくるのに、それを全く感じさせないほどこの本のパイロットたちは戦意にあふれている。しかしミグと戦っている場面よりもむしろ、細かな日常の出来事についての描写が印象的だった。戦争で廃墟になったソウルの街や当時の日本、そして何と作中でアサヒビールが登場したりする。2015/04/24

たい

0
ひたむきに訓練を重ねる姿のせいか、まるでアスリートの記録を読んでいるような印象を受けた。言葉にできないけど、どこかちょっとだけ違和感がある。

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