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光人社NF文庫
横須賀海軍航空隊始末記―医務科員の見た海軍航空のメッカ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784769823704
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

海軍航空の中枢、新鋭機開発の実験機関、そして歴戦搭乗員たちの実戦部隊として伝統に輝く横須賀航空隊―ロケット機「秋水」の悲劇をはじめ、頻発する飛行機事故に果敢に対処した気骨の衛生兵曹が大戦下の精鋭部隊の苛酷な日々を克明に描いた感動作。若きパイロットの素顔と陰で支えた地上勤務員の哀歓をつづる。

目次

第1章 海軍航空の中枢へ
第2章 衛生兵曹の気概
第3章 戦勢傾くなかで
第4章 戦友逝く
第5章 決戦に備えて
第6章 搭乗員を救え
第7章 防空戦闘の日々
第8章 空襲警報のもと
第9章 伝統消ゆ

著者等紹介

神田恭一[カンダキョウイチ]
大正9年、山梨県生まれ。昭和14年、看護兵として横須賀海兵団に入団。以後、海軍病院にて普通科看護術練習生、1期横鎮特別講習生(手術)、43期高等科練習生をおえ、18年、横空医務科へ。同5月、衛生下士官となり事務、外科、手術各室長を務めつつ、各種海軍徴募官付、第1救助隊専任下士官を兼務。20年5月、上等衛生兵曹。同9月、終戦により復員。甲府市吏員となり市立病院用度、庶務課長を歴任。28年に退職。国光商事(株)専務取締役。昭和46年より東海瀝材(株)社長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いりあ

10
かつて横須賀航空隊に衛生兵曹として所属されていた神田恭一氏が当時の生活を綴ったものです。当事者が書いたものなので、いわゆる史料を検討して書かれた戦争モノとは一線を画する内容となっています。当然、空襲や墜落事故などをはじめとした悲惨な事故や事件も描かれるのですが、何気ない日常生活の一幕や神田さんやその同僚の方々のちょっとした雑談なども垣間見れ、全体的には明るい(?)内容となっています。個人的には本書に登場する場所は馴染み深い場所ばかりなので、すぐに場所の検討がついたりするので、より身近な内容に感じました。2019/01/30

ぴろ菌

0
横須賀に暮らしていた頃、地元であった理由だけで手に取った本だけれど、とても興味深く読めた内容だった。戦時中、様々な現場に様々な立場の人が居た事を、読んで知る事が出来たのは、自分にとって価値のある事だ。

チャゲシン

0
衛生兵曹から見た海軍航空のメッカ、横須賀海軍航空隊の日々。航空機事故で焼け焦げて見分けもつかない遺体、腐敗して膨れ上がった死体の回収などある意味もっとも悲惨な現場の話2018/04/15

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