内容説明
第二次世界大戦におけるドイツ軍隊―空軍・海軍・陸軍・武装親衛隊とドイツ政府が行なった数々の失敗を考察する、誰も試みなかったユニークな戦闘・兵器分析論。ベルサイユ体制下、国家再建を果たしたドイツの史上最強と謳われた軍隊はなぜ滅亡したのか。歴史の事実を真正面から直視する新しい視点の戦争学。
目次
第1章 総合的な小失敗(なぜ第一次世界大戦を学ばなかったのか;スペイン戦争の教訓を学ばず ほか)
第2章 戦闘車両と火砲をめぐるいくつかの問題(戦車、装甲車の生産性;ドイツ戦闘車両の弱点 ほか)
第3章 ドイツ空軍(ルフトバッフェ)の小失敗(野望は潰えて;『英国の戦い』におけるドイツ空軍の失敗 ほか)
第4章 ドイツ海軍の失敗(戦う前についていた勝負;海軍艦艇の技術的障害 ほか)
第5章 ドイツ軍の優れていた部分(将校、兵士の資質)
著者等紹介
三野正洋[ミノマサヒロ]
昭和17年、千葉県生まれ。昭和40年、日本大学理工学部卒業。大手造船会社にて機関開発に従事。昭和42年、日本大学生産工学部勤務。現在、日本大学教養・基礎科学教室専任講師。物理教育および空気力学の研究の合間に、現代史の執筆に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
128
ドイツの場合は機械重装備が好きであまりにも大きすぎるものを作ってしまう傾向があるようです。効率的なことをあまり考えないようです。また第一次大戦の教訓を生かしていないということなのですが、あまりにも自分たちを信じすぎていた傾向があるようです。そもそもナチスの兵隊とドイツの旧軍の資質はかなり異なっていたでしょうから。この本を読むと当時の日本軍とドイツの軍隊というのは格差がありすぎる気がします。2016/03/07
ss_u318
2
ドイツの当時の技術力の高さがよくわかった。。ミサイルとかジェット機とか世界"初"の兵器をたくさん開発したこと、その技術遺産が戦後の冷戦に生かされてることなど。その他、第三帝国時代の政治の腐敗や、(筆者の主観を交えて)英米仏と独の戦中関係や戦況が説明されているので、読みやすく頭に入りやすかった。初心者にとっては、事実の列挙より理解しやすい。第3章のドイツ空軍(ルフトバッフェ)について、戦闘機や爆撃機の生産方法や性能について詳細に比較されててすごかった。機種によってこんなに性能が違うのかとめっちゃ面白かった。2018/09/30
majiro
2
興味はあるものの知識に乏しいためか?それなりに面白かった。2013/09/04
habilis
1
豊富な事例を元に、様々な小失敗を紹介している。勉強になり、面白い。トーストマスターズのビブリオ例会で紹介。
ビタミン
0
★★★☆☆2010/02/08
-
- 洋書
- LES ANIMAUX




