内容説明
ソ連の侵攻で崩壊寸前のノルウェー救援に独り踏み止まる米空母戦闘群―深く穿たれたフィヨルドにその巨体を潜めて反撃の機をうかがう空母ジェファーソンにソ連北洋艦隊の、さらにはバルチック艦隊の空母部隊が迫る。大渦巻き逆まく極北の海で展開するハイテクウェポンとそれを操る男たちの凄絶な戦いを描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
42
迫力が増してきた。このシリーズ、後へ行くほど面白くなってくる。本巻は最後まで緊迫の戦いで、前巻の続編なので出だしから迫力満点である。今度の戦いでは近距離の空母戦となり、双方の空母が対艦ミサイルを複数くらってしまい、炎上する。主人公は今回F18に搭乗する。もう現れないのかと思っていた美人リポーターのパメラが久しぶりに登場。主人公との恋再燃?知らずに手に力が入り、読み終わると心地よい疲れが。11巻まで持っているがもったいなくて続きが読めない。2016/06/08
nur1202
2
空対艦中心の一冊。 結構船って沈まないものなんだなぁと。(^^; 絶望的な状況下が続くので、幾分重い印象がありますが、戦闘描写は相変わらずスピーディですね。 視点登場人物が多い作品ですが、そこは何とか、機体名とか場所とかで判断つけやすいんじゃないかな。 前の巻からの戦闘はこれで一区切り。 次巻の予告の内容が微妙に不安な感じがするのはご愛敬と言うことで。 2017/10/16
tai65
0
星4.52009/06/27