内容説明
圧倒的な米軍を前に、無意味なる全滅が果たして“忠国愛国”か否かと心の内奥に持ちつづけた若き少尉は、玉砕戦に殉じて二階級特進しながらも、その栄誉を剥奪され、死の真相までもが闇から闇に葬り去られた。少尉がひきいた九人の斬込隊の驚異的な戦闘と孤島戦に秘められた悲劇の真実を描く感動のドキュメント。
目次
深い迷路から
照集団を追跡する
わずかばかりの情報
孤島の驟雨の中で
さまよい出た将校
遠来の四人の勇士
失われたる大義の末
孤島ガラゴンの太陽
語られた勇者の最後
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
31
タイトルの通りでしょうね…。激戦の記録を読むのは、本当に辛いものですが、日本人として正視しないといけないと思います。2015/05/04
ランくん
0
昔の日本人は立派でした。2016/06/30
Chico
0
限界を知らない人。外から見るとあからさまな逆境なのにそこには目もくれず、今いる環境の中で何ができるかを考え実行に移す人。できることなら希望をもてずにいる人に渡して歩きたい。結果として残った事実は悲しいことだけれど、私にとってこの人の人となりは何にもまさる救いになった。それでも脆弱なので器の小さい人とは関わりたくない、と思ってしまった。
onoyihc@灯れ松明の火
0
戦時下にこんなに揺るがない人が存在していたことにただただ驚き。思考力、判断力、実行力どれも優れ過ぎているように見受けられる。よくこんな方に、と育てたご両親に感謝。ご冥福を祈ります。
菊川ねこじ
0
「再び戦争はしません」キレイな言葉だ。だが誰が好き好んで戦争をするだろう?太平洋戦争こそ最も身近で重大な歴史であり、近代日本の試練だった。戦争を毛嫌いし、ただ批判することは簡単なようだが先人が実際に歩いた道を抹殺することはできない。__だから船坂氏は書くことにした。__熱い思いが文章から行間から超ほとばしって、その場で語りかけてきているようで読みやすい!~で、途中から(ん?)、意外と・・ファンタジックだった・・2024/08/17




