内容説明
戦艦や巡洋艦など勇壮華麗な戦闘艦の陰で個々の任務に従事し、縁の下の力となって海軍を支えた小艦艇―敷設艦、哨戒艇、砲艦、輸送艦ほか数十種にもおよぶ海軍の艦艇をとりあげ、その用途から戦歴、メカニズムまでを詳細に綴る海軍艦艇決定版。図版と写真で読む、話題のベストセラー・ビジュアル版徹底研究。
目次
プロローグ 小艦艇とは何か
第1章 敷設艦および敷設艇
第2章 砲艦・機動砲艦(砲艇)
第3章 駆潜艇・海防艦
第4章 掃海艇・水雷艇・魚雷艇・哨戒艇・哨戒特務艇
第5章 輸送艦・特務艦
エピローグ 雑役船
著者等紹介
木俣滋郎[キマタジロウ]
昭和5年、浜松市に生まれる。一橋大学経済学部卒業。工学院大学付属高等学校教諭。教鞭をとる傍ら、戦史・兵器の研究に勤しむ。平成10年、退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミリオター
2
日本海軍小艦艇の基本を知るには最適な書籍。曳船から内火艇まで抑えているのは流石と言ったところだろうか。
竜王五代の人
2
再読。ただし、私の読んだのは駆潜艇の図が表紙の初版である。戦艦・空母・巡洋艦・潜水艦・駆逐艦と続いた艦艇入門シリーズの締めくくりだけあって、前述以外の特務艦艇やボート類も含んだすべてのフネのたぐいを扱っている、とはいえページの大半は広い意味で戦闘目的の小艦艇に当てられている。作者が巻頭で断っているように、それぞれの機能を果たすための装備の特徴や、興味深いエピソードなど、読み物として楽しいように作られている本ではあるが私にはそれでよかった。2022/02/13
風見草
2
海防艦や掃海艇の主力でない戦闘艦艇、工作艦や軍用タンカーなどの特務艦など、注目されることの少ない支援艦艇にスポットを当てた本です。主力艦とは一味違った活躍が興味深いです。
へ~ジック
0
何が切っ掛けで買ったのか。とにかく再読。 #はいふり でもやっていた掃海の話に心が反応していた。2016/07/12
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