内容説明
「勇猛果敢の真実」ともいふべきものの自己証明の文学―と、三島由紀夫氏が絶賛したアンガウル玉砕島兵士の証言。二十倍にものぼる圧倒的な米軍との四十日間におよんだ“鉄と肉体”の凄惨な戦いを赤裸々に描き、南海の孤島に斃れた千百余名の戦友たちの“声なき叫び”をつたえる感動のノンフィクション戦記。
目次
二十倍の敵上陸す
複廓陣地の死闘
司令部テント突入計画
収容所での闘魂
昨日のの敵は今日の友
英霊の絶叫
友情は海をこえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
戸田健太朗
1
壮絶な戦場で些かも戦意が挫かれない男・舩坂弘。まさに兵士になるために生まれてきたような男なのか。ただし、ご多分に漏れず他の戦記ものと同様、日本軍の無計画さとか、兵士を無駄死にさせるような記述があって、水木しげるじゃなくても、こりゃないわなぁと思ってしまうところも。しかし舩坂弘は萎えることなく、ノリノリである。そういうところも含めて戦争って怖い。2013/09/21
dogu
0
著者は他の戦記や回想録の軍部批判や反戦の文を「軍隊において落伍者であった者のするインテリ兵の時流にのった発言」と罵倒する。その尻馬に乗った三島由紀夫による序文が同じことを言っているのが興味深い。肺病の誤診で召集を免れた男の台詞である。その三島に本物か偽物か分からないが「関の孫六」を贈ったのが著者:舩坂弘である。2023/02/10
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