内容説明
近頃、とみにドイツ製品が好まれている。それは完璧さの故であろうか。では、なぜドイツ人は完璧な道具を作り出す知恵に傑出しているのだろうか。世界を駈けるヒコーキ博士・佐貫亦男が、ドイツを旅する中で出会った道具たちを通してドイツ人の意識構造を他民族と比較しながらさぐるベストセラー、話題の一冊。
目次
第1章 ドイツ人の心
第2章 ライカはドイツだ
第3章 列車のインテリア
第4章 車と人間のインターフェース
第5章 快く住むために
第6章 ドイツのインテリア
第7章 食器と浴室
第8章 他民族とドイツ人の道具戦略比較
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
6
昔単行本で読みましたが文庫本での再読です。このシリーズは3冊出ていてどれも大好きです。やはりドイツで生活したということが根底にあるのでしょう。ドイツ人気質というのは、本当に無駄遣いはしないですね。モノを大切にしています。いいものを長く使用するということです。ですから日本でいうと中流階級といわれている人でもドイツ人の生活というものは非常に豊かであると感じました。この本の中にはそのようなことが、日常生活の道具を中心にして書かれています。2014/02/10
ハイパー毛玉クリエイター⊿
2
なんだか旅ブログを読んでいるような気分だった。写真がもっと大きくて、カラーだったらいいのになぁ。ドイツの料理がいちいちおいしそうで、気になった。2015/11/29




