内容説明
零戦隊のエース・坂井に匹敵する隼戦闘隊の撃墜王が、悪運強きみずからの半生と戦友たちの熾烈な戦いの足跡を、初めて綴った感動作。希望を胸に秘め、十六歳の身で少年飛行兵となり、逆境にもめげず、うまずたゆまず努力を重ね、負けじ魂をもって大空の決戦に勝ちぬいた誇り高き空の男がえがいた熱血の空戦記。
目次
第1章 わが母なる空戦
第2章 蒼空の若鷲
第3章 血戦の大空へ
第4章 英霊よとこしえに
第5章 勇者の生還
第6章 雲海の飛翔
著者等紹介
穴吹智[アナブキサトル]
大正10年、香川県に生まれる。昭和16年、太刀洗陸軍飛行学校卒業(陸軍少年飛行兵第6期生)。戦闘機操縦者として飛行第50戦隊付。同年、開戦と共にフィリピン航空作戦に参加。昭和17年、一式戦闘機(隼)に機種改変となりビルマに転戦。以後、ビルマ・インド・西南中国・ニューギニア戦域の航空作戦に参加。昭和19年、明野陸軍飛行学校付。ビルマ留学生等の操縦教育を担当。終戦時、陸軍曹長。昭和25年、警察予備隊入隊。ヘリコプター空中機動作戦指揮官歴任。昭和46年、陸上自衛隊東北方面ヘリコプター飛行隊長・2等陸佐で退官。日本航空入社。昭和59年、退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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