内容説明
蒼い空に浮く白い雲をみずからの墓標と決め、爽やかな笑みを残して逝った彼らは、現代に何を語ろうとしているのか。三四三空の若き戦闘機隊長菅野直の苛烈なる一生を軸に、大空に青春を賭けた七人の男たちが、それぞれにたどった生涯を、みずからも若き命を蒼空に燃やした元艦爆乗りの直木賞作家が描く感動作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kyuuki
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バカヤローの某作品で一躍名が知られるようになった菅野直をはじめ、海軍を代表する搭乗員たちの生き様そして死に様を描いた渾身の一作。派手な戦闘機乗りだけでなく、艦爆や陸攻、偵察など各機種から幅広く取り上げているのも評価。2022/03/16
