光人社NF文庫<br> 日本陸軍英傑伝―将軍暁に死す

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光人社NF文庫
日本陸軍英傑伝―将軍暁に死す

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769820574
  • NDC分類 396.21
  • Cコード C0195

内容説明

人間の運命とは、歴史の錯誤とは何か。今もなお霧の中に置きざりにされた昭和史の謎を白日下にさらし、「もののふ」がゆえに非情の世界の中で笑って散った永田鉄山・栗林忠道・牛島満・阿南惟幾・山下奉文・本間雅晴・本圧繁・石原莞爾・小畑敏四郎・根本博―十人の武人の悲劇と真実をつたえる感動の人物昭和史。

目次

永田鉄山(陸軍省軍務局長)
栗原忠道(硫黄島守備兵団長)
牛島満(第三十二軍令官)
阿南惟幾(陸軍大競巨)
本庄繁(関東軍司令官)
山下奉文(第十四比島方面軍司令官)
本間雅晴(第十四比島方面軍司令官)
小畑敏四郎(陸軍参諜本部第三部長)
石原莞爾(陸軍参謀本部作戦部長)
根本博(北支那方面軍司令官)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

またべえ

13
永田鉄山と石原莞爾の印象が大きく変わりました、良い方に。2018/08/01

マリリン

7
「歌書よりも軍書に悲し...」内容を思い出すと涙が止まらない。十名の武人の事が書かれているが、内容から学ぶ事は大きい。時代のあまり知られていないであろう裏側を知り、過去の歴史から学びとる事の大切さを痛感すると共に、写真からも伝わってくる武人たちの人柄を思うと…無念で言葉にならない。2017/09/08

諏訪菜子

4
日本陸軍の将星十名の評伝。十名は有名であり有能を認められながら戦死したり刑死したり自刃したり暗殺されたり、人間としての寿命は全うしても軍人としては主流を外されて最後は不遇だったりした人々。この十名を語る底流に流れるのは、「彼らを充分生かしていれば大東亜戦争は起こらなかった、あるいはもう少しましな幕引きが出来た」という著者の怨み交じりの慨嘆。たった十人ばかりの配置が少しばかり変わったくらいで、肥大した昭和の陸軍とそれを取り巻く情勢がどうにかなるとは到底思えないが、この無念が著者の戦争観なんだろうな思った。2015/08/17

subuta

2
10人の「英傑」について書かれているうち、最後の根本博が一番面白かった。戦後、中国共産党に追われる国民党を支援するため台湾へ乗り込むとは、驚くしかない。ただ、この本の記述は、どこからが史実で、どこからが筆者の感想や想像による補填なのかはっきりしないので、機会があれば別の資料に当たってみたい。2015/10/25

晴嵐

2
先の大戦では、この本で紹介されているような英傑たちが十分に力を発揮できなかった。日本の敗因は多数あるが、人事面においての失敗は大きい。2010/08/25

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