内容説明
食糧は?給水は?装備は?寝る場所は?極限状況で活動する精強部隊の実態!すべてがわかる一冊!
目次
第1章 自衛隊はどんな組織か
第2章 初めての都市型災害
第3章 自衛隊の災害派遣改革
第4章 予備自衛官と初動対処部隊
第5章 生活支援に欠かせない自衛隊ごはん
第6章 入浴支援と後方支援連隊
第7章 災害派遣に活用できる装備
第8章 東日本大震災ルポ
第9章 これまでの教訓が生きた災害派遣
第10章 人を救う自衛隊となるために
著者等紹介
菊池雅之[キクチマサユキ]
軍事フォトジャーナリスト。1975年、東京生まれ。講談社フライデー編集部を経てフリーに。自衛隊だけでなく、米軍をはじめ、各国の軍隊を取材するため世界を回る。また危機管理をテーマに警察や海保、消防の取材もこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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入道雲
10
災害救助の際にみる自衛隊の活動だが、実は苦い過去の教訓からまなび、準備し、訓練し、いざとなれば全力で活動してくれる自衛隊の実態がよく分かる。無いに超した事は無いが、どこでも、誰でも災害に遭う可能性がある。 まずは実態を知ることが出来た。2023/04/28
乱読家 護る会支持!
5
「世界では珍しく、人を殺した人数よりも、救った人数の方が多い軍隊」と評価されている自衛隊。 警察や消防では対処出来ない厳しい状況下で、自己完結組織だからこそ人を救える自衛隊。自衛隊の災害派遣への進化を学ぶ本。 本来、自衛隊の役割は防衛であり、人命救助は警察と消防の仕事。かといって、いつ発生するかわからない甚大災害に対して警察と消防が災害対策部隊を常設していくにはコストがかかる。そこで、非常時に自己完結組織として、装備、人員を誇る自衛隊が災害救助の主役となってきた。2019/08/04