客船の世界史―世界をつないだ外航客船クロニクル

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客船の世界史―世界をつないだ外航客船クロニクル

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  • サイズ B6判/ページ数 451p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769816652
  • NDC分類 556.4
  • Cコード C0095

内容説明

数百年にわたり帆船が支配する大洋に現われた小さな木造の「蒸気船」。このとき、世界は大きな変革を遂げる。大陸間の人の移動を担い、国家の威信を支えた外航客船―わずか数百トンの外輪船から全長300メートルを超えるオーシャンライナーまで、客船でたどる世界史!

目次

海の道と人の流れ
蒸気機関時代の始まり
蒸気船による北大西洋定期の始まり
大型化への挑戦と蹉跌
東方への道(一)―P&Oライン
東方への道(二)―ブルー・ファンネル・ライン
東方への道(三)―フランス郵船
東方への道(四)―ブリティッシュ・インディア
太平洋の道
アフリカへの道(一)―ユニオン・カースル・ライン
アフリカへの道(二)―エルダー・デンプスター社とヴェルマン社
南米への道(一)―南米航路の熾烈な競争
南米への道(二)―日本からの移民を運んだ商船隊
ドイツ帝国の客船
巨船時代の幕開け
二〇世紀の太平洋
戦争と客船―第一次世界大戦
大戦間の太平洋
ブルーリボン・ホルダーの時代
戦争と客船―第二次世界大戦
ふたたび平和の海へ

著者等紹介

野間恒[ノマヒサシ]
1933年愛媛県西条市生まれ。1957年慶応義塾大学経済学部卒業。1957年大阪商船(株)入社。1974年大阪商船三井船舶(株)ロサンゼルス駐在員。1984年(株)商船三井ソウル首席在勤員。1988年九州急行フェリー(株)取締役社長(‐1998年)。以後、海事史研究と執筆活動。著書『豪華客船の文化史』(NTT出版、住田海事奨励賞受賞、1993年)『商船が語る太平洋戦争』(私家版、住田海事奨励賞受賞、2002年)『商船三井船隊史1884‐2009』(自家刊行、住田海事史奨励賞受賞、2009年)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

48
大阪商船㈱(㈱商船三井)で長年、営業や経営の実務に携わった著者が客船の歴史を綴る。欧州列強による植民地経営により本国・植民地間の往来が盛んに。19C半ば、欧州から米大陸への移住が盛んになる頃には蒸気船が主役となり、人々は旅客輸送のための”客船”で往来するようになる。技術の進歩と共に、燃料は石炭から石油へ、動力システムも内燃機関やタービンなどが導入され、1930年代には国の威信をかけた豪華な巨船を北大西洋航路に次々に投入され覇を競った。各国(英米仏独伊日)の客船の活躍と悲劇が多くの写真と共に語られる。2019/04/14

スプリント

13
客船の内装や外装の歴史についてもう少し触れてあるとよかったです。大戦中の客船の変遷が印象に残ります。2019/02/03

水無月十六(ニール・フィレル)

2
客船の誕生から現代まで、さまざまな航路を開いた客船の歩んできた歴史をまとめた本。開発史から戦時徴用史、戦前戦後の活躍など多岐にわたって客船の歩んできた歴史が説明されていて面白かった。客船の歴史の本であるため、船それぞれの内外装や性能についての言及は少ないが、客船黎明期に競い合うように性能を磨いてきた各造船、客船運営業者のエピソードや、戦時下、仮装巡洋艦として巡洋艦と一戦を交えた船のエピソードなど、興味深い内容が多く、客船というテーマで通史を辿るのに最適な良書である。参考文献にもあたってより深めていきたい。2022/02/10

スギサン

2
海無し県在住故に、船に乗った回数が 片手の指で余る僕が、客船の歴史を一望出来る 一冊だった。大西洋、太平洋の波濤を乗り越え 世界に勇躍していく人々を運んだ客船の悲喜こもごもの エピソードは興味深いものだった。 今でも日本で見られる船として氷川丸が登場している。 いつかこの目にしたいものである。2019/05/05

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