内容説明
艦艇修理に日夜邁進する工作艦や無線操縦標的艦、前線強行測量艦など数々の特務艦はじめ、下駄ぶね河用砲艦、偽装迷彩ほどこし通商破壊に任じた仮装巡洋艦。あるいは軍艦旗かかげ捕鯨工船や漁船が転じた油槽船や特設監視艇。特型運貨船やコンクリート油槽船等々、戦火にさらされた支援艦艇の航跡！
目次
連合艦隊の救世主工作艦「明石」の奮戦
標的艦「矢風」巨弾地獄に針路をとれ
測量艦「筑紫」南方七〇〇日の航跡
悲運の高速爆撃標的艦「大浜」の怒りと涙
特務艦「宗谷」主計長の南方従軍記
捕鯨工船「図南丸」太平洋に死せず
縁の下の力持ち支援艦艇の任務性能と戦い
奇略と妙手の忍術軍艦愛国丸と報国丸
特設巡洋艦二隻のインド洋通商破壊戦
特潜母艦「日進」ブーゲンビル沖の痛恨〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごいんきょ
6
哨戒艇の活躍。映画にすると素晴らしいだろうな。2018/03/13
しゃんぷーしょく
1
追い詰められた日本軍が工夫して軍艦を建造していたことがわかった。死線をくぐりぬけた人の言葉は重みが違うように感じた。2020/09/21
