内容説明
事実の迫力、真実の感動―新事実を駆使して構築されたノンフィクションの収穫。昭和十九年秋、五人の特攻隊員たちが比島マバラカット基地を飛び立った。二十三歳の関隊長以下、二十歳前後の四人の隊員たち。神風特攻の先駆けとなり、その肉体を空中に四散させた若者たちの物語。完全版。
目次
第1部 関行男の場合(鬼教官;孤独な魂 ほか)
第2部 それぞれの青春(試練の日々;赤トンボ ほか)
第3部 旅立ち(母の面会;戦地 ほか)
第4部 特攻への道(比島基地;元帥会議 ほか)
第5部 最後の日々(隊長関行男;水盃 ほか)
著者等紹介
森史朗[モリシロウ]
1941年、大阪市生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。専攻・国際関係論。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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