内容説明
石原莞爾大佐は、いかに叛乱軍を鎮圧しようとしたのか。蹶起した青年将校たちに対し、みずから先頭に立ち、凄まじい気迫をもって終息へと導いた石原莞爾の気概。「国家百年の計」を標榜した石原参謀本部作戦課長の目が捉えた二・二六事件の実相。
目次
第1部(予兆;石原、仙台の四連隊長;石原莞爾の昭和維新;安藤大尉の決意)
第2部(標的;幻の真崎内閣;義拳と叛乱;勅命くだる)
第3部(責任のとり方;それぞれの朝)
著者等紹介
早瀬利之[ハヤセトシユキ]
昭和15年生まれ。昭和38年、鹿児島大卒。上京後、種々の雑誌記者。40歳のとき雑誌編集長を辞め作家活動に入る。石原莞爾研究家、日本ペンクラブ会員、関東戸山流居合剣道会2代目会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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