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内容説明
芹澤鴨、近藤勇、斎藤一、そして幻の幹部・新見錦と谷右京―あまりにも著名であるが故にイメージが固定しているかに見える幹部たち。丹念に現存史料を読み込み、さらに全国各地で新史料を発掘、従来の根拠不明の浮説を廃し、新選組研究に新たな地平を拓くファン必読の書!
目次
芹澤鴨(芹澤鴨の冤罪;大和屋事件と芹澤鴨 ほか)
斎藤一(斎藤一生家考;藤田五郎の足跡 ほか)
幻の新選組幹部(幻の幹部―新見錦と谷右京)
近藤勇(近藤勇VS徳川家;近藤勇VS流山鴻池 ほか)
新選組の同志―新選組名簿(「密事会津往復留」;「世話集聞記」 ほか)
著者等紹介
あさくらゆう[アサクラユウ]
歴史研究家。東京都台東区出身。主に幕末維新期の人物史をテーマに研究、執筆。その研究結果が新聞各紙に掲載され、2004年には首相官邸に招聘される。2012年に刊行した『川崎尚之助と八重』(知道出版)が同志社大学の第20回新島研究論文賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
43
新選組の幹部、芹沢鴨や新見錦の新たなる(真実の?)面を詳らかにしている。通説を鵜呑みにすることの危うさを感じた。★★★☆☆2022/10/22
ゆぅ
3
再読。晩年に関する部分を読んでて五郎さんもトキヲさんも、とても周囲に慕われていたんだろうなと思いました。あさくらゆうさん、もっと研究を拝見していたかったです…2023/12/11
三枝直彦
0
単なる近藤達の引き立て役のゴロツキ集団扱いで有った水戸派の一次資料を集め、地元でのイベント開催に繋げていったあさくら先生で有ったが急逝されたのが本当に惜しかった。時代劇では単なる腰巾着として描かれる平間重助の実家は名門芹澤家の家老的立場で有った家で、重助の孫の遺影発見や御子孫のイベント出席を実現された。平間家は茨城県行方市で酒店「澤屋商店」を経営しており、検索して店舗写真を見ると分かるがその事も公表されている。(但し本書には平間家の事は収録されていない) 2025/08/23