諜報憲兵―満州首都憲兵隊防諜班の極秘捜査記録

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769815457
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

建国間もない満州国の首都・新京。満州人、日本人、朝鮮人、ロシア人…多民族が雑居する大都市の裏側で密かに繰り広げられた日本憲兵隊vsスパイの息詰まる諜報戦。対スパイ戦で数かずの「戦果」をあげた特命防諜班「工藤室」の知られざる戦いの記録。

目次

諜報憲兵となる
新京憲兵隊防諜班
隠密逮捕第一号
大物スパイ・王文吉
モスクワ入りした逆スパイ
諜報・ノモンハン
逆スパイ続々と入ソ
赤軍無電局を接収
スパイの天国・満州国
闇に消えたスパイ
ゾルゲ事件余話
日英諜報戦余話
イタリア外交暗号書入手工作
ラマ僧は参謀本部員
わが心の勲章

著者等紹介

工藤胖[クドウユタカ]
1907年、青森県生まれ。1929年12月、憲兵上等兵拝命、山形憲兵分隊勤務。1937年9月より新京(長春)憲兵隊本部特高課防諜班長。1944年4月、中野陸軍憲兵学校教官。終戦時、北部憲兵司令部(札幌)に勤務、憲兵大尉。戦後、大阪市の警察署長に任じられるもGHQの公職追放令により貿易会社勤務、飲食店経営等を経て、リッカーミシンに入社、関西各地の支店長を歴任。退職後、83歳まで保険会社の調査員を務める。元滋賀県憲友会会長。1999年9月21日、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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3
満州国を舞台に、ソ連やイギリスの諜報機関の暗躍を阻止すべく活動する憲兵隊の記録。臨場感あふれる語り口の中に、データの受け渡し方法やスパイのあぶり出しなど興味深い話が盛り込まれ、興味深い。2014/07/29

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