上海陸軍病院―一従軍看護婦の回想

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769815396
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

“白衣の天使”の戦争体験。傷ついた兵隊さんの役に立ちたい―志願して戦火の大陸に渡った20歳の看護婦が目の当たりにした生と死の真実。故国を遠く離れた戦地で傷つき、病に倒れた兵士たちに、真摯に向き合いつづけた日々を綴る貴重な手記。

目次

出発
千田部隊
外科病棟勤務
院内にも春が来た
狂気に走らせたものは
恋人の身代わりとして
楽しい外出日
手紙の検閲
中国人の便器
運動会にハッスル〔ほか〕

著者等紹介

市川多津江[イチカワタズエ]
大正9年3月1日福岡県大川市生まれ。昭和9年3月下関市立産婆看護婦養成所看護婦科に入学。同時に下関市長府織畠病院の前身、織畠医院に就職。昭和10年3月右看護婦科卒業。山口県検定試験合格、正看免許取得、看護婦ひとすじの道を歩む。昭和14年12月~16年8月上海・千田部隊に陸軍看護婦として従軍。昭和18年3月~20年4月上海・登一六三一部隊にふたたび陸軍看護婦として従軍。昭和39年1月~59年3月下関市長府才川光風園(木下病院)に勤務し退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かりんとー

0
とても興味深く読みました。 困難にあっても力強く生きる人間の姿を垣間見ました。2013/04/10

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