内容説明
『正史』の魅力を知らずして、『三國志』は語れない!全面的改訂により各人物の記述はより詳細に、人物像はより鮮明に!さらに、『三國志演義』のみに登場する架空の人物173人の略伝も収める。
目次
魏の章(曹氏一族;魏臣列伝)
蜀の章(劉氏一族;蜀臣列伝)
呉の章(孫氏一族;呉臣列伝)
後漢の章
異民族の章
著者等紹介
坂口和澄[サカグチワズミ]
1934年、東京市下谷区上根岸町生まれ。1956年、早稲田大学第一政治経済学部新聞学科卒業。会社勤務の後、1964年にフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hyena_no_papa
2
「読んだ本」に登録したが、読む本ではなく調べる本。辞書・事典の類。ネットでたいがいのことは調べられる時代になったが、この書にはネットも及ばない。巻末の索引も壮観で、『三国志』に関心のある人は必ずや座右に置くべき。購入したのは[増補・改訂版]で価格は4500円+税だったが、リーズナブルだ。いや、編者の苦労を思えばもっと高くても買ったと思う。もちろん、人のすることだからどこかに間違いも有るのかも知れないが、マニアの域に達した『三国志』ファンなら、その間違いを探すのも密やかな楽しみかも。原文との突合は当然必要。
白糸台のエアーマン
2
三国志好きにはたまらない良書だと思います。正史三国志を直接読むのはしんどいなと思っていたのでちょうどよかったです。2016/01/01
ゆどうふさん
0
無人島に持っていくなら、この本を持っていく。(ちょっと重いけど) 多種多様な人物が登場し、読み飽きない。 個人的には曹幹(曹丕の30歳年下の弟)のエピソードが結構好き。基本、兄弟には冷酷だった曹丕としては珍しい姿が見え、ほっこりした。2025/07/13
-
- 電子書籍
- 2度目の初恋は、苦すぎる_70話 離れ…