内容説明
荒涼たる戦場に鉄道を敷設・修繕・運用した鉄道兵たちの苦難の日々。鉄道車両の実働状況と将兵の日常を捉えたベストショットのかずかず。未発表&鮮明・美麗フォト320枚。
目次
第1章 内地における訓練(鉄道連隊(千葉・津田沼)
鉄道第一連隊(千葉) ほか)
第2章 日露戦争(東清鉄路時代の奉天駅;旅順出発の捕虜輸送列車 ほか)
第3章 シベリア出兵(装甲車両;モーターカー ほか)
第4章 満洲事変(装甲車両;モーターカー ほか)
第5章 支那事変(装甲車両;鉄道第三連隊・京包線(平綏鉄路) ほか)
著者等紹介
高木宏之[タカギヒロシ]
昭和22年、埼玉県川口市に生まれる。昭和43年、聖橋工業高等専門学校機械工学科卒業。同年、ソニー株式会社入社、研究部に配属。平成19年、ソニーマニュファクチュアリングシステムズ株式会社定年退職。以後、著述業となり、現在に至る。日本絵葉書会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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6haramitsu
1
すごい情報量。軍隊なのに橋や土手作りまくって線路をひいて機関車を走らせるという、なんだろうとても建設的な感じ。破壊された橋を修理して敵を追う!すごく忍耐強い部隊です。日本の鉄道技術は大正時代から確実に根付いてたんだな。2016/02/19
seychi
1
ミリヲタと鉄ヲタ(設備鉄)の両方を患ってるおいらにはもってこいの本。双合機関車や牽引車、装甲列車など珍しい写真満載。特筆はシベリア出兵時の写真かな。ちなみに新京成線が鉄道連隊の演習線の跡を買い取って戦後に開通したってのは有名な話。2014/05/14
U-G.Kintoki
1
地味だけどまずます面白かったかな。シベリア鉄道の写真とか結構あるもんだな~2013/06/27
ますのり
0
刊行後にJ-Trainに掲載されていたものも加えてほしいが、、、2012/06/27
維新の里の油搾り係
0
ひとまず流して一読シベリア出兵の写真架橋風景が豊富なのが嬉しいな2011/12/13