まさにNCWであった日本海海戦―勝利を生んだ明治海軍「ネットワーク中心の戦い」

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  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784769815013
  • NDC分類 391.27
  • Cコード C0095

内容説明

米海軍提督が提唱した21世紀の新しい戦争の概念“NCW”―ネットワーク中心の戦い。その起源は日露戦争時の日本海軍にあった。短期間に海底ケーブル、国産無線電信機、望楼による情報通信網を構築、当時の先端技術を駆使した明治日本人たちの戦いを、イージス艦部隊指揮官を務めた元海上自衛隊幹部が新たな視点で分析、埋もれた真実を明らかにする。併載「五月二十七日の天気図」。“本日天気晴朗ナレドモ浪高シ”―各電文に隠された気象予報技術の知られざる戦いを描く。

目次

まさにNCWであった日本海海戦(NCWと日本海海戦;日本海海戦時の情報・通信ネットワーク;無線電信機;交信状況と電報伝達経路;ロシア海軍の電信事情;勝敗の要因、NCWの視点から)
五月二十七日の天気図(我が国気象業務の生い立ち;日本海海戦時の天気予報体制;五月二十七日の天気図;気象が海戦に及ぼした影響)

著者等紹介

伊藤和雄[イトウカズオ]
昭和22年、北海道札幌生まれ。昭和45年、防衛大学校卒業(14期)、海上自衛隊入隊。以後、主として水上艦艇で勤務、護衛艦ゆうぐも艦長、余市防備隊司令、第36・第62(イージス艦部隊)護衛隊司令、幹部学校第一研究室長、幹部候補生学校副校長を経て、平成15年に退官(海将補)。現在、株式会社NTTデータ嘱託(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鐵太郎

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日本海海戦をNCW、今一部で流行りつつある「Network Centric Warfare」というくくりで見直そうというもの。着眼点は面白いが、いささか我田引水がすぎるような。新事実のように書かれていることにも、過去の焼き直しが多い。また、歴史とか過去の事例、また東郷提督の戦法に関する解釈など(一番気になったのはP182)で、間違った解釈をしているように見えます。うーむ。2013/04/03

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