ビルマ戦記―方面軍参謀 悲劇の回想 (新装改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769814764
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

インパール作戦の中止を進言して臆病者の誹りをうけた方面軍参謀が綴る苦悩と激闘の秘めたる手記。

目次

波瀾の人生への門出
日支事変の火蓋
ジリ貧の国運
征途にのぼる
友邦ビルマ
ビルマ防衛急迫す
苦難の序曲
世紀の作戦
悲劇のインパール
北ビルマの激闘
派遣参謀
ビルマ方面軍の再建
変転する作戦準備
昭和二十年の幕明け
情報に敗れたイラワジ会戦
緊迫するビルマ情勢
最後の死闘
全軍崩壊の危機
敗軍の司令部
空前絶後の敵中突破
無条件降伏と戦後の世界

著者等紹介

後勝[ウシロマサル]
大正3年(1914年)、広島県三原市に生まれる。広島県立忠海中学校をへて陸軍士官学校卒業、少尉任官、高田歩兵第三十連隊付。満州に派遣され、日支事変勃発により連隊旗手として北支出征。陸軍士官学校生徒隊付(教官)、ついで陸軍大学校入校、少佐に昇進。陸軍大学校卒業後、参謀本部付第二課(作戦課)に配属。昭和19年(1944年)、ビルマ方面軍参謀となりビルマ作戦の要務に参画。戦後、病院船にて復員帰国、郷里で戦病療養。昭和33年(1958年)、東洋紙業株式会社に入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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カラヤ3

1
様々な戦記を読み兵隊と参謀のビルマ戦に対する感慨の違いが興味深かった。作戦指導の失敗があってその後の総括がないようであることがわかるし、そこに日本軍の失敗の原因があり、また今の日本の失敗の原因にもあるのではないかと思った。参謀として苦労しているが、肉体的な苦労は兵隊とは雲泥の差であり、やはり位は上でないといけないなと思わされた。2021/08/26

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