戦艦大和の台所―海軍食グルメ・アラカルト

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769814740
  • NDC分類 394
  • Cコード C0095

内容説明

超弩級戦艦「大和」乗組員2500人の食事は、どのようにつくられたのか!?海軍グルメをつくったメシ炊き兵たちの気概を描くウンチク満載の食生活史。

目次

第1部 戦艦大和のオムライス(映画『男たちの大和』の烹炊室から;二千五百人分の食事づくりの実際;八杉上等水兵のオムライスの思い出 ほか)
第2部 なんでもあり、華の昭和海軍料理(日本料理にも高いレベル;軍艦の食事―フネのタイプで違い;下士官兵の食事 ほか)
第3部 海軍グルメをつくった男たち(海軍料理はフランス料理が主流;遠洋航海は料理研修のグッドチャンス;「もっとうまいものをつくれ」―強圧がグルメに ほか)
付録 海軍料理抜粋レシピ四十七選

著者等紹介

高森直史[タカモリナオフミ]
管理栄養士、海軍料理研究家。1939年生まれ。熊本県人吉市出身。佐伯栄養学校卒。1965年、海上自衛隊幹部候補生学校卒業。護衛艦補給長、防衛大学校教官、航空群司令部幕僚、海上幕僚監部人事課、護衛艦隊司令部幕僚、海上幕僚監部補給課衣糧班長、同厚生課給与班長、舞鶴地方総監部経理部長等を歴任。元1等海佐。防衛庁在職中「肉じゃが」のルーツを旧海軍の料理書から発掘、海軍料理を通じて食文化普及、栄養相談等で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

11
この本は、戦艦大和という巨大なフネの中の台所の様子を中心に、この日本海軍の烹炊員たちがどのように戦場で過ごしたか、どのように食事という極めて日常的、非戦闘的な行為を行っていたのかなどを描き、新しい切り口で面白くあの時代を切り取ったもの ──と、思って読み始めてみたら、あら?  ちょっと違うんです、この本。失礼ながら、内容がいささか支離滅裂。あっちこっちに無節操に話題が飛びすぎ。いろいろと面白いお話をちりばめているのですが、脱線が多い。話のヘソがわかりにくい。うーむ。2014/06/29

こまったまこ

10
面白かったのですが、知りたい部分に行き着くまでに余計なものをたくさん読まされるのが苦痛でした。しかし小出しのエピソードが面白かったし、次に読みたい本を開拓できたのは良かったです。2015/04/25

賢一

7
ライスプリン?食べてみたい2024/03/20

ミス レイン

7
すごく期待して読み始めたのですが、脱線が多く説明も遠回りし過ぎて、読み進むのに苦痛を覚える上に、なんの話だったかが分からなくなる。そのくせ肝心なところで「紙面の都合があるので詳しい説明は省く」って・・・。読みたいのはそこなの。著者の思い出話や関わっているグルメイベントの話がほとんどなので居酒屋で隣り合ったご年配者の話を延々聞かされている感じに近い本でした。タイトルに沿った内容の部分を拾い読みすると非常に興味深いんですけどね。2017/05/21

マサトク

4
ぜんたいに著者のドヤ顔感がチラつく感じがあって、脱線の多さも含めてイラっとさせられるところもあるけど、読み物としてはまあ面白いと思う。雑多なエピソードにレシピを足したものと思えばそう遠くはない。呉に行って大和オムライスを食べたくはなりました。興味ある人には。2014/01/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/616776
  • ご注意事項

最近チェックした商品