内容説明
70年前、日本人が生んだ傑作機「零式艦上戦闘機」―零戦。太平洋戦争は、零戦によって計画され戦われたとすらいわれる不世出の名機は、連合軍機を圧倒し、ZEROの神話を生んだ。日本の運命を託された零戦に、青春のすべてを賭けて戦ったパイロットたちが、戦争の余韻冷めやらぬ時代に雑誌「丸」に書きつづった、臨場感あふれる空戦記録。証言集第1弾。
目次
初陣・中国戦線(初陣「十二空」零戦隊の凱歌;こうして私は中国空軍を撃滅した!;“幻の戦闘機隊”成都基地の殴りこみ)
南方進攻成功す(マレー零戦隊の静かなる開戦日誌;山田部隊・南太平洋転戦譜;台南空のサムライ比島に突入せよ! ほか)
真珠湾攻撃から珊瑚海海戦まで(制空隊から見た真珠湾攻撃;わが初陣の翼下に真珠湾燃ゆ;加賀攻撃隊ラバウル上空に進出す ほか)
著者等紹介
秋本実[アキモトミノル]
昭和3年、東京牛込に生まれる。東京府立第四中学校を経て、東京都立航空専門学校に入学。航空機設計技術者を志したが、終戦のため実現せず、以後、日本軍用機史の研究に従事。各種航空雑誌、軍事雑誌、模型雑誌、少年雑誌に執筆。昭和23年より平成2年まで、42年間にわたり参議院事務局に奉職、委員会運営事務、広報写真撮影等に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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