内容説明
東京オリンピックを5年後に控え、皇太子ご成婚にわく昭和34年(1959)、日本の無名メーカーが出品した1台のカメラが米カメラショーで大反響を巻き起こした。「ゼンザブロニカ」―吉野善三郎が8年の歳月と1億円の私財を投じて完成させたこの6×6判カメラは、独創的なメカニズムで「夢のカメラ」と喧伝された。プロデビュー当時のS型から最後を飾ったRF645まで、歴代ブロニカとともにタフな撮影行に挑んできた写真家が、最高の「相棒」の魅力を語る!歴代ブロニカ仕様一覧/愛用写真家インタビューも収載。
目次
1 フォーカルプレーンシャッター式カメラ(ゼンザブロニカS;ゼンザブロニカS2;ゼンザブロニカC2;ゼンザブロニカEC/EC‐TL)
2 レンズシャッター式カメラ(ゼンザブロニカETR;ゼンザブロニカSQ‐A;ゼンザブロニカSQ‐Am;ゼンザブロニカSQ‐Ai;ゼンザブロニカGS‐1;ブロニカRF645)
著者等紹介
吉野信[ヨシノシン]
1943年生まれ。桑沢デザイン研究所リヴィングデザイン科卒業。日本写真家協会、日本写真協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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