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黒潮の夏 最後の震洋特攻

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769814214
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

「四国沖に敵機動部隊北上中」の情報で下された出撃命令―若者たちは敗戦の翌日になぜ出撃しなければならなかったのか。誰がその命令を出したのか。震洋艇大爆発の惨劇はどうして起こったのか。本土決戦に備えて黒潮の流れに沿って造られた震洋隊基地113。トラックのエンジンを装着し、艇首に250キロの炸薬を搭載したベニヤ板製ボートともに生きた苛酷な青春。

目次

序章 潮騒の音
第1章 特殊兵器
第2章 震洋隊基地
第3章 出撃命令
第4章 手結基地震洋隊の悲劇
第5章 誤報
第6章 黒潮の夏

著者等紹介

林えいだい[ハヤシエイダイ]
1933年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。ありらん文庫主宰。読売教育賞(1967年)、朝日・明るい社会賞(1969年)、青丘出版文化賞(1990年)、平和・協同ジャーナリスト基金賞(2007年)各受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mimm

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終戦直前の海の特攻隊の証言集かと思って手にしたら、終戦翌日の大事故の記録でびっくりしました。 戦争の終結した翌16日に出た出撃命令。準備中に震洋の一艇から発生した火災。そして誘爆とともに亡くなった111名。 おもちゃのようなちゃちな特攻艇はいつ事故を起こしても不思議ではなく、こんなモノに命を掛けさせられた若い人たちや、何より戦後と言うことで、事故の原因究明もされず、誰も責任を取らず、責任者であるべき人はとっとと逃亡。…全く浮かばれません。やっぱ日本は戦争しちゃ駄目だ。上が駄目すぎ。2013/09/29

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