ライカ物語―誰も知らなかったライカの秘密

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784769814108
  • NDC分類 742.5
  • Cコード C0098

内容説明

ライカ前史からバルナックの1‐3型、シュタインのM型、ヴァーグナーの幻のH型、ヴィースナーのライカフレックス、自動焦点コレフォト、M6、R6に至るライカシステムの発展を、親子二代ライツ社勤務の著者が膨大な内部情報と、貴重な図面を駆使して綴った「ライカ学」博士課程の必読書。

目次

ウエツラー
エルンスト・ライツ二世とフリートヴァルト館
オスカー・バルナック
マクス・ベレーク博士
ライカシステムの開発
マーケティングと販売
戦時中のライカ
戦後の歳月
ライカの新しい方向
時代の証人
光学での新機軸
日本人、カメラ市場を制圧
ライカフレックス
ミノルタとの提携
現在への道

著者等紹介

ケラー,エーミール・G.[ケラー,エーミールG.][Keller,Emil G.]
1913年10月29日、ウエツラーに生まれる。1922年から1930年まで同地のギュムナジウムに在学、同年エルンスト・ライツ社入社、1935年まで顕微鏡からカメラまでの各部門で基礎教育を受けてロンドン支社に配属され、1936年までカスタマーサービスを担当した。1936年からニューヨーク・ライツ社で技術部門の部長と販売スタッフを兼任、1942年から1945年までアメリカ陸軍砲兵隊の兵士としてイギリス、フランス、ドイツなどに駐留、戦後しばらくのあいだはアメリカ軍本部に勤務した。ニューヨーク・ライツに帰社後は販売部長を務め、1953年から1970年まで科学機器担当の副社長として活躍、ニュージャージー・ロックリーに事務所移転のあと写真部門の責任者を兼務し、1977年以降はマンカ社の副社長を兼任した。1979年には職務から引退したが、その後もニューヨーク・ライツの顧問と居住地ミルブルックのエコシステム研究所の写真担当を務めている。また顕微鏡写真の論文を発表したほか、各種の学術関係、写真関係の団体の会員として活躍中である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koki Miyachi

5
ライツ社で長年勤務し、最後は副社長にまでなった筆者が語る内部から見たライツ社、ライカの物語。巷のライカ本には載らないような技術情報や、技術開発の詳細な経緯、歴史の流れの中におけるライカの変遷など。技術面から経営面、社会的な側面も含めて充実している。そして何よりもライカを作った人達のプライドと熱い思いが伝わってくる。豊富な図版や写真も見応えがある。2014/04/20

タケハナ ススム

0
4年程前に一度読了、写真好きとしては手元に残しておきたいと思っていた書籍。ラッキーなことに年末、中央図書館の余剰書籍の放出で入手。ほぼ新品の状態でした。 さて、ライカと言えばワタクシ憧れのカメラ。高校時代には、ライカとミノルタが協業して作ったライカCL(ミノルタライツCL)が高校近くのカメラ屋さんの店頭に飾ってあり、M4は無理(四半世紀前でも価格が40万円近かった)でもCLくらいなら何とかなるんじゃないかと羨望のまなざしで眺めていたものでした。(結局、バイトして手に入れたのはNIKON EL2) 実は2013/02/06

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