内容説明
全陸軍の期待を一身に浴びて戦場に赴いた陸大首席の東条英教、二番の山口圭蔵は、なぜ一敗地にまみれたのか。評価の低かった梅沢道治、無名の岡崎生三は、なぜ赫々たる戦果をあげられたのか。参謀を持たず、自ら作戦の意味を理解し、判断して動かなければならない三人の旅団長の采配に学ぶ。
目次
プロローグ 戦場における成功と失敗
序章 旅団長という職種
第1章 戦士の勲章―梅沢道治・近衛後備混成旅団長
第2章 芸道の精神―東条英教・歩兵第八旅団長
第3章 奇智の精華―岡崎生三・歩兵第十五旅団長
終章 指揮官と兵
著者等紹介
篠原昌人[シノハラマサト]
昭和29年2月、栃木県生まれ。昭和51年、学習院大学法学部卒。同年、フジテレビジョン入社、現在、総務局、コンプライアンス室勤務。日本クラウゼヴィッツ学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。