隼戦闘隊長加藤建夫―誇り高き一軍人の生涯 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769813088
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

エンジンの音轟々と、隼は征く雲の果て…ジャワで、ビルマで敵空軍を震撼させた陸軍飛行第64戦隊戦隊長・加藤建夫。チームプレイに徹し、常に自分より部下を、自隊より僚隊を思いやり、先頭に立って困難な任務に立ち向かった名指揮官の戦場の日々を、空中戦で片足を失いながらも不屈の闘志で前線に復帰、本土防空に活躍した最愛の部下が克明に書き遺した決定版戦記、ここに復刊。

目次

第1章 積乱雲のかなたに(大空のエース;歓迎の宴 ほか)
第2章 コタバルの海鳴り遠く(三つの要望;出撃前の儀式 ほか)
第3章 隼は征く雲の果て(十七歳の少年兵たち;戦果のかげに ほか)
第4章 桜花の散るごとく(空の神兵の祈り;出撃につぐ出撃 ほか)
第5章 ベンガル湾の波間に消ゆ(愛機はわが生命;闘魂烈火と燃えて ほか)

著者等紹介

檜與平[ヒノキヨヘイ]
大正8年、徳島県に生まれる。昭和15年6月、陸軍航空士官学校卒業。飛行第64戦隊付。昭和16年、東江作戦参加。同年12月、山下兵団船団掩護、マレー航空撃滅戦参加。昭和17年1月、シンガポール航空撃滅戦参加。同年2月、パレンバン航空撃滅戦および落下傘部隊掩護、今村兵団船団掩護、ジャワ航空撃滅戦参加。同年3月、ビルマ航空撃滅戦参加。昭和19年10月、明野陸軍飛行学校教官。昭和20年6月、任陸軍少佐。飛行第111戦隊大隊長として本土防空にあたり、終戦をむかえる。平成3年1月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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