太平洋戦跡紀行
太平洋戦跡紀行 ガダルカナル

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784769812869
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

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内容説明

コバルトブルーのソロモン海に浮かぶ緑の島「ガダルカナル」に、いまも残る日米の激戦の跡―。上陸地タサファロング海岸を、ジャングルの進撃路・丸山道を、アウステン山の陣地を、そしてサボ島周辺の海戦場を…、兵士たちの歩いた道を歩き、島民の証言を聞き、さらにヘリで上空から俯瞰して、最悪の戦場の実像を立体的に再現する。が島戦に対する従来の固定観念を覆し、戦場の真実に迫る。

目次

ガダルカナル水道上空
アメリカ軍の足跡
ガダルカナル島東部戦線
ガダルカナル戦の経過
ガダルカナル西部戦線
ガダルカナル訪問記

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

20
大東亜戦争時、激戦地となったガダルカナルの今。比較的カラー写真が多いのが嬉しい。ホンっトに小さい島々を巡ってたくさんの軍人が遠く日本からやってきて戦って亡くなられたんだなと思いました。日本とは全然違う空や海、景色、植物なんかも映っていて、当時の軍人さんも同じ光景を見たのかな?と思うと切ない。 残っている戦車や一式陸攻の残骸なども、まだまだ鮮明に形が遺っています。沈黙にして歴史を語るものだと思います。島民の方々はこの光景をどう感じるのでしょうか。2015/05/31

植田 和昭

17
ガダルカナル島。ぜひ慰霊にいってみたいのですが、はるかなりガダルカナル。パプアニューギニアからポートモレスビー経由で2日くらいかかるぞ。年も年やし難しいなあ。でもこの本を読んだのでいった気分になれたぞ。いっかいきたいな。2018/09/09

植田 和昭

9
ガダルカナル島の貴重な案内書。ソロモン共和国のビザがあっても部族間のいざこさでいけない場所も多いようです。ニューギニアのポートモレスビーまで行って、ガダルカナル行に乗り換える必要があるようです。とても行けそうにないなあ。現在までに、訪れた戦跡は、ハワイダイヤモンドヘッド・ランドルフ砲台・ボーフィン号博物館・シンガポール要塞・香港・韓国釜山の国連軍墓地・沖縄平和祈念公園です。定年後は、まずは、サイパンかグアムに行ってみたい。一木支隊奮戦の地も行ってみたいなあ。ガダルカナルは、ぜひ行ってみたい。2023/10/07

ウチケン

3
1頁目から読む本ではなく、本書の半分は緑に包まれた南海の小島の風景写真。其れだけに写真集の様に手許にあり折に触れ頁を捲ってしまう。テレンス・マッリックの映画『シン・レッド・ライン』で描かれているガ島の戦いに違和感を感じていたのだが、本書に写し出されている海や山や森を見ると当に「天国の島、南の薬園」だったのである。其処で行われた「場違いな戦争」と言う真逆のリアルな現実。空を真っ赤に染める美しい南の島の夕暮れは、日米の兵士達も見ていたであろう光景。もう2度とこの海と島が真っ赤な血で染まりませんように。2015/09/11

おい

3
太平洋戦争の史実と現在の現地の様子が、写真をからめ、うまく纏められている。 陸・海のバランスもいい。 ★★★★2014/10/24

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