内容説明
幾度も国家崩壊を噂されながら“しぶとく”生き残ってきた北朝鮮。その謎を解くカギは「先軍」にある―金日成主席亡きあとを継いだ金正日国防委員長の主唱する軍事優先の「先軍政治」とは何か?朝鮮総聯幹部として祖国との交流で知り得た貴重な情報をもとに、1995年の元旦に幕を開けた先軍時代の10年を分析、強硬姿勢を崩さない北朝鮮の真意と未来を探る。
目次
第1章 先軍時代の幕開け
第2章 軍事重視、軍事先行へ
第3章 砲声のない戦争
第4章 先軍と共に
第5章 強盛大国の跳躍台
第6章 試練の中でも教育立国
第7章 先軍時代にかかった統一の虹
第8章 自由で繁栄する新しい世界を打ち建てよう
著者等紹介
朴鳳〓[パクボンソン]
1926年朝鮮・全羅北道淳昌郡柳等面昌申里生まれ。1954年明治大学政治経済学部経済学科卒業。1957年明治大学大学院修士課程修了(政治経済研究科、経済史研究)。1958年朝鮮中高級学校教員。1966年在日本朝鮮人科学者協会東京支部会長。1971年在日本朝鮮人総聯合会東京本部常任委員会部長。1978年在日本朝鮮人科学者協会関東本部会長。1985年在日本朝鮮人科学技術協会東日本本部会長兼中央副会長。1989年在日本朝鮮人医学協会中央常任理事会副会長。1992年在日本朝鮮人医学協会を定年退職。1978年~1992年在日本朝鮮人総聯合会中央委員。1980年~1986年平壌金万有病院設立委員(日本側)。1994年西新井病院総務部勤務。1995年光明社勤務。2001年より同社社長を務めている。在日本朝鮮人科学技術協会東京支部顧問、中央理事朝鮮民主主義人民共和国歴史学博士
秦相元[チンサンウォン]
光明社副社長
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