地獄の海―レイテ多号作戦の悲劇

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769811725
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

破局的状況下で投入された日本陸海軍総数約10万人、戦死者9万人。うち陸軍部隊8万5000人、生還者2500人。海軍艦艇延べ70隻、輸送船延べ26隻、うち艦艇30隻、輸送船17隻撃沈破、戦死者9000人余、陸海軍機ほぼ全滅。多大な犠牲をはらった無謀なるレイテ決戦の全容。

目次

第1章 最後の輸送船団
第2章 オルモックの地獄
第3章 魔のバシー海峡
第4章 生と死の間
第5章 最後の晩餐
第6章 苦難の運命
第7章 レイテ湾の落日

著者等紹介

岸見勇美[キシミイサミ]
昭和8年(1933)、島根県松江市生まれ。早稲田大学法学部卒業。化学専門紙記者、同編集長、同紙主幹を経てフリー・ジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Toska

10
多号作戦だけで一冊出ているとは知らなかった。壮大な捷号作戦(レイテ沖海戦)の陰に隠れがちだが、寧ろこちらの方が考えるべき点を多く含んでいるのではないか。繰り返されたガダルカナルの失敗。単に「補給を軽視した」等の決り文句では理解できない、敗軍の業のようなものを感じた。著者は1933年生まれ、「戦場には行っていないが戦争体験は共有」する世代で、この出来事に対する強烈な感情はあとがきによく表れている。2023/05/21

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