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海軍食グルメ物語―帝国海軍料理アラカルト

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769810865
  • NDC分類 394
  • Cコード C0095

内容説明

海軍士官のグルメ料理とは!?真珠湾攻撃のとき、パイロットはどんな食事をして出撃したのか!?ミッドウェー海戦の戦闘中、主計兵は何をしていたのか!?海軍式カレーとは!?知られざる帝国海軍の食文化をイラストとともに描く軽妙エッセイ。

目次

シチュー変じて肉じゃが?―これぞ海軍式料理の知恵
海軍が牛肉を食べたのはいつ?―生きた牛を積んだ軍艦
艦内食糧の保存方法あれこれ―冷蔵装置と缶詰の発明まで
「夜明け前」の軍艦の食事―鍋釜持ち込み、七厘で煮炊き
和洋折衷の工夫と海軍式カレー―ビーフカレーから伊勢海老カレーまで
テーブルマナーと紳士教育―司令長官の食事は生演奏付き?
「海軍士官は精養軒で食事をとるべし」―海軍大臣通達にふところ寒し
軍艦「出雲」での艦上昼食会を再現―キジ肉のワイン煮など、フルコースメニュー
スープだけでも二十種以上―ヨーロッパ仕込みのスープの数々
サラダは「サラド」、和洋折衷のいろいろ―鮭サラダからゼンマイサラダまで〔ほか〕

著者等紹介

高森直史[タカモリナオフミ]
昭和14年生まれ。熊本県人吉市出身。佐伯栄養学校卒業。管理栄養士。海上自衛隊術科学校栄養学教官を経て、経理補給幹部として護衛艦補給長、防衛大学校教官、航空群司令部幕僚、海上幕僚監部人事課、護衛艦隊司令部幕僚、舞鶴地方総監部経理部長等を歴任。元1等海佐。平成6年に海上自衛隊退官後、平成14年まで学校法人中川学園広島福祉専門学校教頭。防衛庁在籍中、「肉じゃが」のルーツを旧海軍の料理書から発掘し、海軍料理を通じた地域の“町おこし”にも貢献
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

晴天

2
旧海軍のメニューと糧食四方山話を集めた本。海自の栄養教官を務めた著者が、旧海軍経験者との談話、当時の文書や回顧録、そして海自における自己の経験に基づいて、旧海軍のメニューを出来る限り再現しようとした労作である。メニューとその材料、大まかな作り方をよくぞここまで集めたと感心するが、ある程度の調理経験のある人でなければ再現はもちろん、料理の様相を想像することも容易ではないと感じた。2009/12/26

井新

1
旧帝国海軍の「食事」に関することが、この1冊で丸分かり!「腹が減っては戦はできぬ」とは本当である。当時の海軍で食事の研究が熱心に行われていたということは、非常に興味深く感じた。2017/07/17

さけフレーク

1
期待したような内容ではなかった。2014/10/30

さんとのれ

0
限られた条件の中で、舶来のレシピを取り入れつつ栄養もありかつおいしい料理を作ろうとする努力は、涙ぐましくもあり物悲しくもあり。イギリス海軍に習ったという洋風マナーについて知りたかったのだけど、それに関する記述はわずかでほとんどは料理の話。レシピもあり。2015/06/02

こーや

0
食事だけでなく、食事にまつわるエピソードも豊富に紹介されている。2014/03/09

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