内容説明
あの日、青い空に輝いた不思議な光は幻、それとも命―若者たちの忘れられた様々な特攻死と遺された者たちの哀しみ。エアラインの航空機事故に始まるミステリアスな出来事から、事件は意外な方向に展開する。異色のドキュメンタリー・ノベル。
著者等紹介
毛利恒之[モウリツネユキ]
作家。1933年福岡県生まれ。熊本大学法文学部卒。NHK契約ライターを経て、フリー。1964年、脚本『十八年目の召集』で第1回久保田万太郎賞を受賞。ドラマ、ドキュメンタリー、小説など、戦争と戦後問題をテーマとする作品が多い。オーディオドラマ『ヒロシマの黒い十字架』(中国放送)は2000年度文化庁芸術祭大賞ほかを受賞
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