内容説明
インドネシア、マレーシア、ビルマ、インドの独立に貢献した男たちの戦い。「中野は語らず」の不文律のもと、闇の中に封じ込められていた“秘密戦士養成機関”の驚愕の実相。
目次
第1章 陸軍中野学校創設への道
第2章 中野学校の教育と訓練
第3章 アジア民族解放の曙光
第4章 日本軍と各国での独立運動
第5章 国運を賭けた最後の作戦
第6章 終戦処理と陸軍中野学校
第7章 中野学校設立が十年早ければ
著者等紹介
加藤正夫[カトウマサオ]
大正11年、東京に生まれる。昭和19年、早稲田大学政治経済学部卒。昭和20年7月、陸軍中野学校卒。朝鮮麗水司令部に赴任し、着任の日に終戦。同年11月帰国。昭和21年2月、日本経済新聞社入社。昭和46年、財団法人新聞広告審査会事務局次長、理事。平成2年、同会退社。現在、評論家として各誌紙に執筆。著作に『宗教改革社・松村介石の思想』『明治期基督者の精神と現代』ほか
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