日中戦争一兵士の証言―生存率3/1000からの生還

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769809906
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

同年兵1000名、帰還者3名―雨期と炎天下の中、48キロもの重量荷を背負って難路を行軍すること6300キロ、銃火を交えること十数回、飢餓と悪疫に苦しみながら奇跡の生還を遂げた一日本兵の従軍記録。

目次

第1章 兵隊修業の青春
第2章 明日なき運命
第3章 最後の砦・桂林落城
第4章 おぞましき光景
第5章 戦友よ、安らかに眠れ
第6章 国破れて山河あり

著者等紹介

川崎春彦[カワサキハルヒコ]
大正12年、旧朝鮮生まれ。昭和18年、現役兵として鹿児島第45連隊に入営。1週間後中支軍に派遣、現地教育後、一兵士として作戦に従軍。19年4月、湘桂作戦に参加。軍医伝令となる。7月、湖南省萬塘鎮にて手榴弾が暴発し、負傷、武漢陸軍病院に入院。10月、広西省興安で原隊復帰。20年2月、第2次編成で独歩五一七大隊移籍、衛生兵に転科。9月、終戦により武装解除。衛生兵長。終戦後、江西省都昌県での抑留生活を経て昭和21年、鹿児島に帰国。復員後、東京にて銀行員、会社役員を務め、退職後現在に至る
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