内容説明
自我を貫いたパイオニアたち。近代日本史に魅力的な1ページを加える大宅壮一ノンフィクション賞作家の異色作。
目次
序章 彰義隊群像―薩長に刃向かった幕臣の意地
第1章 佐久間貞一―労働組合を奨励した先見の企業家
第2章 横山松三郎―写真家、画家、発明家…近代のマルチ人間
第3章 岸田吟香―近代の“ベンチャー”第一号
第4章 山崎寧―忘れられたカナダ日本人義勇軍
第5章 高木正年―庶民の「情」を貫いた盲目の代議士
第6章 柴四朗―東海散士が託した未来への夢
第7章 浮田和民―戦いつづけた明治クリスチャンの系譜