新しい眼で見た現代の戦争<br> わかりやすい朝鮮戦争―民族を分断させた悲劇の構図

新しい眼で見た現代の戦争
わかりやすい朝鮮戦争―民族を分断させた悲劇の構図

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  • サイズ B6判/ページ数 321p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769808527
  • NDC分類 221.07
  • Cコード C0095

内容説明

1950年6月25日、周到に計画された奇襲作戦によって韓国へ侵攻を開始した北朝鮮軍―米中両大国の軍事介入で戦火は拡大し、世界は第3次世界大戦の危機に直面した。今日の南北対立を生んだ戦争の実態を、国連軍、共産軍双方の資料から分析する半世紀前の“朝鮮有事”徹底研究。

目次

第1章 第二次世界大戦後の朝鮮半島
第2章 戦争前夜
第3章 戦争の期間、規模、そして経過
第4章 その後の推移―1952年1月~休戦まで
第5章 戦闘の形態とマッカーサー解任
第6章 海軍と海兵隊の闘い:第7章 参加各国軍隊の規模、編成、そして戦闘
第8章 中国側から見た朝鮮戦争
第9章 朝鮮戦争に係わった主要な人物
第10章 参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

5
猜疑旺盛のスターリンが唯一信頼したヒトラーに裏切られ二千万喪失の戦後、ユーラシア東岸で支援した国民党が敗北して焦り原爆完成を機に半島北半分以上の成果を得んと日成の冒険を支持した/6月28日にソウルは陥落し、7月以降になる米軍派遣の船揚場のある釜山も陥落間近。李承晩が“アメリカの傀儡であり老醜”との批判が当たっている故、潜伏ゲリラは緊急動員阻害に大活躍した/仁川上陸作戦の最大のネックは機雷除去/日成は精力衰えた’65年頃原爆保有を決意。/李承晩を「祖国の独立のため力を尽くした」半ば肯定的評価は納得がいかない2019/08/04

すいか

0
悲劇といいながらそれがどのように悲劇だったのかあまり説明はない。軍事面を動きを淡々と説明するだけ。人の心が見えない。 2011/05/20

suzuki-takefumi

0
朝鮮戦争を一通り。「わかりやすい」というのを主眼にしているせいか「あれ? あのエピソードはないの?」と言うのがちらほらと。発端から大まかな推移、収束に至るまでをわかりやすく、という点ではいい本と思う。2009/05/01

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