内容説明
『陸軍良識派の研究』の著者が、昭和の時代と人を新尺度から見た現代史研究の成果。東条英機から瀬島龍三まで―昭和史研究の第一人者が歴史をふり返り、昭和史の光と影を見すえ、新しい斬り口で構築した21世紀の日本人へ贈る貴重な提言。志もアイデンティティもなくした“喪失の時代”に、勇気と光明を呼び起こす日本と日本人再生の書。
目次
第1章 人物論を通しての模索(東条英機のスクラップブックと遺書;日記も人なり手記も人なり;瀬島龍三著が問うている次世代の検証能力―『幾山河』と『祖国再生』を考える ほか)
第2章 昭和時代を見つめる視点(「美しい日本語」は誰に殺されたか;現代史の盲点、何を見落としているか;戦後が忘却してきた視点 ほか)
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