女ひとりロンドンを駈ける―英語なんてこわくない

女ひとりロンドンを駈ける―英語なんてこわくない

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784769805984
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

勇気と感動と知恵を贈る感動のノンフィクション。人生80年、生きがいとは…。夫を亡くした主婦の海外奮戦記。

目次

序章 ベルリンへ翔ぶ
第1章 悲しみからの訣別
第2章 涙の渇くまもなく
第3章 果てしなき道のり
第4章 日本式とイギリス式
第5章 かあさんの英語
第6章 人生を豊かに生きる
第7章 旅人の礼儀
第8章 自分の道を歩む
第9章 別れを告げて
終章 主婦たちの旅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しおり

3
53才で留学を決意した主婦の手記。著者ではない詩人が序にかえてと綴った文章からこの一冊はスタートし、その文章から、ああこの本はいい本だと直感した。身内を失う不幸を乗り越え異国で英語を学ぼうとする著者だが、その勇ましさと裏腹に、日本へ帰りたい、やはり無理だという不安ばかりだったと綴っている。なにか始めたいと思っている今、彼女2年10カ月の姿には本当に勇気をもらった。お金がなくても、たとえうまくいかなくても「Tomorrow the bird will be singing for you.」である(^^)2014/05/24

風鈴

1
本棚を整理してたら出てきたこの本。以前気があって時々海外旅行していた友から貰ってそのままにしていたことを思い出す。時はバブル期、海外でブランド買いに走る日本人が目立っていたなと。普通の50過ぎの主婦が夫を亡くした悲しみから立ちなおる為友のいるスペインへ。その飛行機の中でイギリス留学を誘ってくれた人に出会い、ホームステイ先の姉妹との友情、語学学校の友との交流等素敵な出会いに彩られ失敗しながらも生きた英語力を身に付けていく。連絡は手紙と公衆電話の時代だ。彼女の人柄が好ましく爽やかな読後感だった。2020/05/14

Massa

1
古本屋で見つけた古い一冊。 主人を亡くした著者が、新しい人生を切り開くために、50歳の主婦が身体一つでロンドンに留学した話。 著者は作家ではないので、上手い文章でない分、素直な感想が綴られている感じが、逆にリアルでした。 行った矢先ホームシックになったり、ちょっとした失敗でも不安になる事ばかり。 そんな不安に勝てたのは、現地で出会った素晴らしい仲間がいるからこそ。 行った人でしか無し得ない素敵な財産を築けた著者に勇気付けられ、読み終わる頃にはじんわりと心温まりました!2017/07/31

かぼちゃ

0
とても良い本。こういう生活したいなぁーと憧れる。 2022/05/17

343E74thSt.

0
52歳で夫に先立たれた主婦が、悲しみの底から這い出して、1歩も2歩も踏み出して、“自分”を見つけるノンフィクション。本には載らないような、“普通の毎日”にも、きっと色々な思いを抱いて、そして変わらず努力していたのだろうと。その姿を思い浮かべながら読んでいると胸が熱くなりました。コツコツ努力することの大切さをあらためて感じました。努力の向こうに「自分の好きな自分」がいるはず。 NYのシェイクシャックで「L」と「R」のトライをした日が懐かしい。2020/06/27

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