内容説明
七つボタンは桜に錨―最強の飛行兵は、どのようにして養成されたのか。若き血潮を燃え立たせ、大空の決戦に挑んだ「海軍飛行予科練習生」百科全書。
目次
第1章 海の男たち
第2章 若鷲の賦
第3章 土浦魂
第4章 予科練の組織
第5章 予科練教育
第6章 予科練生活
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
39
資料価値として非常に高い。経験者だけに感情移入もあるが、巻初の著者の教育論を除いて主観的な部分は少ない。複雑な予科練の歴史、仕組みや「若鷲の歌」で名高い七つボタンの制服の話など、この時に書かれていなければ歴史考証がなされないままになったのではないだろうか。2020/10/16
nnpusnsn1945
7
旧海軍の持つバッター棒を賞賛しているなどネックな場所はあるが、訓練の様子などが細かく載っているため、資料価値としては高い。2020/09/14
ゆうちゃん
3
当時の予科練の日常がよく分かる本だった。2013/02/24