内容説明
日本にもあったスパイ専門学校。かつて情報戦のメッカ・陸軍中野学校えとせとらアラカルト！潜行、隠密、忍者もどきの活躍を軽妙洒脱に描く、イラスト・エッセイ決定版。
目次
陸軍省通信研究所
情報公開ＰＲ
名称も特務なみ
謀略Ｆ号作戦
日本軍予備少佐
シンガポールと辻参謀
霧のマカオへ
船長一味の反乱
島田中尉の記憶
少年探偵団
節操のない日本人
戦犯容疑
謀略放送
営外使役
ある通訳の悲劇
軍偵の失敗
密航潜入者〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーキー・ノウェイン
2
本書は古くは日露戦争から台湾の二二八事件辺りの日本の諜報活動の話を扱っている また義和団事件の生き残りが、当時参加していた英国軍人を暗殺？している話や、ドイツの霊能力者が来日し、霊能力を行いながら、諜報活動を行っているというオカルトな話から、 小学生の遊びの範囲内でのスパイ探しや第三者からは分からない会話術 警部の視点から、幽霊のように姿を消し、行動していた敵味方分からない諜報員「日野司郎」の捜査 スリが中野学校で教官になる 等の話があり、中々面白かった2013/05/31
