内容説明
帝国海軍のメシを食すること１０年―大海軍の知恵袋、酸いも甘いも噛みわけた古つわものが、とっておきの話で綴る下士官、兵の艦隊ぐらし。連合艦隊の名艦を次々と乗りつぎ、数々の海戦に臨んだ歴戦の海の男が軽妙洒脱に描くイラスト・エッセイ。
目次
新兵サンの胸のうち
軍港を目隠し
佐世保は鬼門
兵器と同居
潮吹く潜水艦
魚雷沈没
参謀の飾緒
上陸札と配置番号
洗面器ですき焼き
艦載水雷艇
艇長とチャージ
海軍はおしゃれ
インスタント食品
観艦式余話
安治川の渡し
駆逐艦長の重責
真鍮みがき
百斤バラスト
徴用船
肩で風きる巡邏隊
復員の荷物〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴木誠二
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昭和11年に重巡古鷹に乗り込んだのを皮切りに、夏潮、雪風に乗艦した著者の体験記が中心。古参兵の生きざまがよく分かるのではないかな。2014/06/09
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