分隊長のよもやま談義

分隊長のよもやま談義

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769803157
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

兵隊小説の先駆者が綴る感動のエッセイ

目次

回想「ピンマナまで」
想い出のシンガポール
昭和はじめの兵隊話
弾丸に撃たれて
紅毛へんろ
将軍と選挙と未亡人
煙も見えず雲もなく
兵隊と女中サンの話
収容所ボーリング
軍神広瀬武夫と橘周太
コーランポン&コーランポー
カミンサお春のこと
沈勇の人
高砂族の日本兵
ステッセル将軍の馬
一本の指になって
わが俘虜記
マンゴー雨
王萬林一家
勝利の悲哀
『日本捕虜志』と長谷川伸
『麦と兵隊』のことなど
大同からの脱出
尼港の惨劇
最後の引揚列車
大陸の「ばさら女将」
自伝風兵隊史
兵隊検査
首吊りの家
後妻
上等兵になりました
サダコ駆け落ちす
中華理髪店
この伯父
特サン後日譚
歌ごころ
祝入営
苦い饅頭
最後の消灯ラッパ
駆け落ち帰り
満州事変突発す
上海に戦火あがる
用心棒
白紙召集
赤紙がきて
王萬林受難
台児荘の麦畑
サダコとその子
青天白日旗掲揚
逝くものはかくのごときか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フンフン

5
棟田博は、火野葦平が『麦と兵隊』で人気を得たのに触発されて、自身の戦場体験を綴った『分隊長の手記』で作家デビューを果たした。棟田のほうは火野ほどには国民的人気作家とならなかったので、戦後、火野は公職追放となり、軍国主義作家として世間の指弾を受けたのに対し、棟田は追放もされず、世間の非難も受けずに済んだ。その棟田が戦後40年になる前後に書いた文章をまとめたもの。2020/12/06

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