山本五十六の最期―検死官カルテに見る戦死の周辺

山本五十六の最期―検死官カルテに見る戦死の周辺

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769803010
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

戦慄、迫真の推理ドキュメント。山本搭乗機墜落現場で、最初に山本五十六を検死した“消された一軍医”の手になる遺された一冊の“黒い手帳”は、いったい何を語りかけるのか。関係者を探し歩いて30余年、疑惑に彩られた司令長官戦死の謎がつぎつぎに解き明かされていく!

目次

第1部 一冊のノートがもたらした状況証拠
第2部 “機上戦死”という伝説はくつがえされた
第3部 大本営発表の裏にひそむ真相を追う
第4部 元帥搭乗機の決定的瞬間を見た
第5部 極秘『公式書類』はデッチ上げだった
第6部 私はこうして“死のカルテ”の謎をといた
第7部 夕映えの南溟の地ソロモンを行く

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

12
昭和61年・初版。連合艦隊司令長官として戦死した山本五十六海軍大将を実際に検死した著者の兄、忘れられ、戦場で餓死した蜷川親博・陸軍軍医中尉のノートを元に、一式陸攻の機上で戦死したと記録される山本大将(元帥)の死の姿を描き出した渾身のドキュメンタリー。実際に山本機の捜索に当たった陸海軍の将兵たちの苦労譚を交えながら、現場で苦闘した兵士たちの姿も描いています。ちょっと冗長なところがあって読みやすいとは言いにくいのだけど、貴重な証言を集めたノンフィクションですね。2019/05/16

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